へしこって何?WHAT IS HESHIKO?
へしことは、魚のぬか漬けのことで、福井県若狭地方に伝わる保存食です。
美浜町では、出漁できない日が多い冬場の貴重なタンパク源として、江戸時代中期には盛んに作られるようになったと言われています。
美浜の「へしこ」は、二段階の漬け押し。本漬けの時にしょうゆやみりん、酒粕、唐辛子など独自の隠し味を入れるのが特徴で、減塩で他の地域にない旨味をもっています。
鯖などを塩漬けにし、その時に出るヒシオ(干潮、いわゆる魚醤)を「シエ」と呼び、これをベースに秘伝のタレと米糠で本漬けして、約1年間、樽の中で熟成させた発酵食品です。秘伝のタレは各家庭やお店によってさまざまで個性があります。
美浜のへしこは、軽く炙って食べる以外に生の刺身でも食べられます。和洋いろいろな料理にアレンジしやすく、美浜町内のお店では様々なへしこ料理が味わえます。
美浜町では、長年親しまれてきた「へしこ」をまちの伝統食として2005年5月に「へしこの町」として商標登録しました。さらに、わかさ東商工会が2019年6月に「美浜のへしこ」として地域団体商標登録しました。また、町の観光PRキャラクター「へしこちゃん」も誕生しました。
町内のへしこ製造・販売・加工業者がひとつになり、へしこの品質・販売力向上、「美浜のへしこ」としてのブランド化をはかりたいという思いから2015年12月に「美浜へしこ組合」を設立しました。
美浜へしこ組合では、さらなる「美浜のへしこ」のブランド強化と「へしこの町・福井県美浜町」を伝え続けるため、当サイトを立ち上げました。
へしこの歴史HISTORY
魚のぬか漬け「へしこ」は、北陸から山陰の東部で作られている伝統的な発酵食品です。
その歴史は古く、江戸時代の中頃にはすでに「へしこ」作りが盛んに始まっていたと言われています。
美浜町は「へしこの町」HESHIKO TOWN
キーパーソンは、美浜町内の旅館や民宿の女将さんたち。
美浜のへしこは、年間約20万本生産される町の特産品です。
もともとは各家庭で作られていた「へしこ」が町の一大産業になるために活動を続けています。
へしこちゃんHESHIKO-CHAN
昭和58年生まれ、秋サバで赤いリボンを着けた女の子。地元の美浜中学校・美方高校食物科を卒業し、ノルウェイ沖大学留学という経歴を持つへしこちゃんは、ゆるキャラアワード2009年にてグランプリを獲得しました。
へしこちゃん紹介へしこの食べ方HOW TO EAT
へしこは、主に日本海側で作られる魚のぬか漬けです。
『血圧の上昇を抑える効果がある』健康食品としても注目されている発酵食品です。
美浜町では、さまざまなへしこメニューを食べることができます。ここでは基本的なさばき方や食べ方をご紹介します。
美浜へしこ組合 商品紹介HESHIKO PRODUCTS
美浜へしこ組合の組合員は現在13事業者。美浜のへしこは、ブランド維持のため製造において一定のルールを設けています。そのうえで生産者ごとに若干味わいが異なります。それぞれの生産者の商品をご紹介します。
へしこを使った加工品も美味しいですよ!
美浜のへしこ特集・コラムMIHAMA HESHIKO SPECIAL FEATURE/COLUMN
へしこは北陸から山陰地方にかけて作られている郷土料理です。
全国的な食品ではないですが、一度食べたら病みつきになるかも!?
へしこ、へしこの町美浜町などについてのコラムです。
美浜町へしこマップPLACES TO EAT
美浜町にお越しの際は、ぜひいろいろなへしこ料理を召しあがってみてください。伝統的なへしこ料理はもちろん、新しいレシピ開発も随時行なっています。へしこレシピ本がもらえるお店もあります。