2015年に設立した美浜へしこ組合では、サバの仕入れについて調査、研究や品質や生産性の向上、ブランド強化に努めてきました。また、「へしこの町」として、「美浜のへしこ」を広く知っていただくために、イベントや出向宣伝などのPR活動も続けて参りました。
各事業所では、美浜の昔ながらの漬け方を守りつつ、それぞれの秘伝の調味液で漬け込み、減塩で旨味のある「へしこ作り」を続けています。
「美浜のへしこ」は、脂ののったサバを塩漬けした後いったん取り出し、「シエ」と呼ばれる塩漬けでできた魚の旨味の詰まった液を米ぬか、そして美浜町独自の味付けを施し、約1年の長期にわたって漬け込み熟成させた発酵食品。
伝統的な「二段漬け」製法が作り出した美味しさは刺身でも焼いても格別。
是非、それぞれのお店の伝統の味を食べ比べしてみてください。きっとあなた好みの「へしこ」に出会えることができるでしょう。それぞれが自慢の「美浜のへしこ」です。
美浜へしこ組合 生産者・商品紹介
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株式会社千鳥苑
美浜に古くから伝わる「へしこ」の製法に、さらに工夫を加え、近代設備の工場でゆっくり熟成させ旨味を閉じ込めています。さばのへしこの他にもフグやイカ、加工品等もあり、自社で製造、加工、販売をしています。www.heshiko.com美浜町坂尻43-3-1Tel. 0770-38-1011 -
日向へしこ酵房 日の出屋
昔ながらの漁師町の旅館の女将がつけ込んだ味を守るため「日向へしこ酵房 日の出屋」を立ち上げました。有機栽培の米ぬかと、自家製の唐辛子を使っているのが特徴。辛さをおさえ旨味をだしています。www.instagram.com/hinodeya.22美浜町日向42-25Tel. 0770-32-0361 -
有限会社なぎさ会
漁村の女性パワーを集結し、へしこの研究に取り組み、企業化に成功しました。2000年に、食アメニティコンテスト国土長官賞を受賞。2007年には、全国「立ち上がる農山漁村」内閣府の選定証を受賞しています。美浜町日向9-16Tel. 0770-32-0437 -
日向へしこ工房 勘兵衛
厳選ふくいの味、に認証。香り豊かな地元産コシヒカリの「ぬか」、早瀬浦大吟醸の「酒粕」と化学調味料を使わないこだわりの調味料で丁寧に漬け込みました。塩分控えめ、ヘルシーに仕上げています。heshikoya.base.shopitem.rakuten.co.jp美浜町日向42-22Tel. 0770-32-0287 -
へしこ工房 嵯峨
へしこ定食:自家製のへしこをサッとあぶり、大きめにカットしてあります。へしこ刺身:希望により、チーズや大葉大根を挟みます。美浜町日向61-1-155Tel. 0770-45-1133 -
丹生酵房 へしこ丸
海からの風がへしこの熟成に深みと旨みを醸し出しています。しっとりとした食感と薄塩で食べやすく仕上がっています。少量生産につき、「限定販売」です。丹生湾の船小屋で民宿の女将4人で作る「熟成へしこ」です。美浜町丹生47-10Tel. 0770-39-1137 -
有限会社ニエカワ水産
50年の歴史と伝統の味を守りたいという想いで、素材にこだわって丁寧に漬け込んでいます。誰にでも伝統の味を楽しんでもらえるよう、辛くなりすぎない工夫もされています。美浜町日向7-5-4Tel. 0770-32-0347 -
寺川商店
昔ながらの技法にこだわって、年に1度しか漬けません。調味料になんと贅沢にも地酒(早瀬浦)を使っているのも特徴です。身は硬めです。r.goope.jp/terakawa美浜町早瀬12-80Tel. 0770-32-1364 -
はこべの家
美浜の地酒「早瀬浦」とその酒かす、またビタミンやミネラルを豊富に含んだ「ピロール米糠」を使用しています。これらのこだわりの材料で、じっくり漬け込むことにより、へしこ独特の塩辛さを程よく抑え込み、マイルドな味わいに仕上げています。hakobe.org美浜町松原54-1-11Tel. 0770-32-2256 -
九十百千 -KOTOMOCHI-
へしこをスライスし炭火焼きしています。お茶漬けや温かいごはんに、お酒のおつまみに。袋から出してそのままでも、レンジで10秒あたためても手軽に召し上がっていただけます。kotomochi.comwww.instagram.com/kotomochi_mihama/美浜町久々子72-1Tel. 0770-32-3339 -
ITO・S
女将の味を若女将2人が力を合わせて継いだ自慢のへしこです!美浜町自慢のへしこを全国の皆様にお届けできるように頑張ってます!美浜町日向47-46